解放された日常

脱サラによって解放された日常【会社を辞めたら実現できたこと】 解放された日常
脱サラによって解放された日常【会社を辞めたら実現できたこと】

会社を辞めること。体験したことのない未知の世界へ飛び込むことは勇気のいる選択でしたが、振り返れば「解放」という言葉がふさわしい希望にあふれた日々が待っていました。

もちろん楽なことばかりではなく待ち構えていた試練も数知れないものでしたが、ここでは苦労話だけではない、私が実際に体験してきた脱サラ後の暮らしの変化を5つのテーマで伝えします。

繰り返される毎日に虚しさを感じていた「あの頃の自分」のような方にむけて・・。

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自由度の高いライフサイクルの魅力

会社勤めをしていた頃、朝の寝室に鳴り響くアラームは、会社という存在と自分が強く結びついていることを否応なく思い知らされる不快な告知音でした。

まだ体も頭も目覚めきらないうちに、その日一日の行動予定が半ば自動的に決まってしまう感覚は心のどこかで息苦しさを感じさせるものだったのです。

週に5日、他人と歩調を合わせ規則的に働くということは、自分の人生の大半を会社という擬人化された誰かに委ねてしまう自由の利かない緩やかな罠にはまり続けているようなものです。

そこには仲間意識や安心感が確かにあり、不満はあっても不安は少ないかもしれません。しかし、もっと良くないのは苦しいと感じても慣れが影響して、その不自由さや違和感を麻痺させてしまうことです。

ところが、脱サラ後の朝はまったく別物です。目覚まし時計に追われることなく自分の体調や気分に合わせて一日をスタートできる。朝の時間に「締め切り」が存在しないという事実は、想像以上に大きな解放感をもたらします。

このゆとりがあるからこそ、頭が冴えている時間帯に最も重要な仕事や創造的な作業に集中でき集中力のピークを中断することなく使い切ることができます。

これまでの会社員時代の朝活は通勤準備というタイムリミットが必ず訪れました。どんなに良いアイデアが浮かんでも、出勤時刻が近づけば一度手を止めざるを得ない。結果として、せっかくの集中の波を途中で手放すことになり、「もう少し続けられたら」というもどかしさがつきまといます。

独立後は、その制約がありません。必要であれば午前中いっぱい、あるいは昼過ぎまででも自分の裁量で仕事を続けられるのです。

時間の自由は、心の余裕に直結します。午前中に集中して仕事を終えれば、午後は運動や趣味、学びにあてることもでき、その循環が翌日のコンディションを整えます。

このリズムは、単なる「自由時間の確保」ではなく仕事の質と生活の質を同時に高めるサイクルです。

また、この時間の自由は、自分の意思決定にも余裕をもたらし、結果的に仕事の効率も向上させます。自由から生まれる新しいライフサイクルは、精神的な充足感と共に、会社員時代には得られなかった深い満足感を与えてくれるでしょう。

こうした時間の価値を知ると、会社員として得られる安定した収入や福利厚生と、脱サラによって得られる時間と心の余裕とを真剣に天秤にかけたくなります。

どちらを選ぶかは個人の判断ですが、自分に本当に必要な「時間と心の余裕」について考えることから私たちは逃れることはできません。

歩く習慣が行動力と健康意識を補ってくれる

退職してから、欠かさず続けているのは乗り物に頼らず極力歩いて出かける習慣です。

最初は、健康のために朝夕に走っていたのですが、最近は運動強度を抑えて「歩く」ことにシフトしています。

これは、サラリーマン時代から体を動かすことが日頃の行動力(計画を実行に移せる力や継続させる力)につながるという意識があったため、そのことを獲得できた自由な時間の中で強化しながら継続しているものです。

この歩く習慣は思いのほか心身に好影響をもたらしてくれています。

飛び込んだ新しい生活で、心が折れそうになる時でも自然に思考が整理され、体を動かすことで自然と健康的な食事を意識するようにもなりました。これは想定外の効果であったとも言えます。

よく自己啓発書なんかに書いてありがちな、何かに思い悩んだら問題を一時棚上げして外にでかけ歩きながら外気に触れることで自然と良案が思い浮かぶことが期待できるという話。これに関してもそう大げさなことでもないと感じます。

屋外での軽い運動効果で思考が整理され、併せて健康意識の向上も期待できるので、歩く習慣をより強固にできたことは大人世代の私にとって強力な魔法を手にしたに等しいものがあります。

本の中の知識や知恵を実行できるようになった

会社員時代、時間を見つけては自己啓発書やビジネス書を読み続けていましたが、そうした半面、本の内容を理想論的に感じていた部分がありました。

「朝の時間を活用しよう」「PDCAを意識しよう」「自分の意識次第で苦手な相手と付き合える」など。どれも正しそうでサラーリーマンには夢の話であることが多いです。

会社員は、他人に囲まれながら仕事をすることが多いです。そこで、読書で身に着けた新しい知恵や知識を有効に活用しようにも他人を動かすのは容易なことではありません。

他人を動かすために、自分の意識や仕事に対しての姿勢を改めようにも、生産性が求められる業務にかかる前に自己改善の努力をしなければならないのは手間が多すぎではないでしょうか。

そう、組織の中で行動しなければならない会社員は自分が主体になれる場面が限られ、常に仲間と歩調を合わせながら目標の達成に取り組まなければならないのです。

この重荷は会社を辞めることであっさり取り除くことができます。

私が会社を辞めたあとに実現したかったことに、この本の中の知識や知恵の実現があります。たとえば、午前中のうちは思考力が高いから草案の作成に集中し、午後は単純なPC作業や気分転換も兼ねて調べ物をするなどです。

これまでの読書週間で積み上げたままだった本の中の知識が、個人の時間設計と組み合わさることで、ようやく自分の血肉になっていることを実感しています。

仕事も生活も自分にあった環境に整え置き換えていく

「人は環境の生き物だ」そんな話を耳にしたことはないでしょうか。

どんなに強い人でも、仕事に取り組む環境に多かれ少なかれ影響を受けることになり、会社が自分の所有物でない以上その環境を大きく変えることはできません。

単純な例えで言えば、机の向き一つやエアコンの設定温度、有線から流れるBGMまで周りの意見を聞かずに好き勝手に決めたり現状を変えてしまうことはできないでしょう。

これが、モラルや常識に関わってくる部分であれば尚更なのですが、机の向きやBGMを少し変えてやることで業務の効率が格段に上がるという特別な人がいるとすれば、個人レベルの生産性という意味ではもったいない話になります。

その環境の改善で爆上がりする生産性は、その人個人が生きていくための必要最小限を補うことができるのであれば、それは実行に移してもよいのではないか?

そう、これは脱サラに悩んでいる人が「気持ちに抱えていて言葉にできていないものの一つ」ですよね。今私がここで言語化してみました。

脱サラという行動は、身の回りの環境を自分の行動しやすいものへ整えることが出来る手段なのです。仕事の面でも、生活の面でもです。

もちろん人間関係だってそうです。会いたい人と会い、話したい人とだけ関わることができる。これは想像以上に、心身の安定や健康に寄与してくれるでしょう。

これもビジネス書の中に多く書かれている「周りの5人の平均年収が・・」という話に似ています。

ここでは年収の話ではありませんが、付き合う人が変わると自分自身の言葉遣いや思考の質にまで変化が見られ、心地よい人間関係がライフサイクルを活性化してくれるでしょう。

組織の中で、苦労して自分を変える努力に励むより、自由な立場になって周囲を自分にあった環境に整えていく、そこには苦労のほかに少しの楽しさがあるかもしれません。

自分の時間を取り戻すという選択肢が前進する力になる

ここまで脱サラで達成可能になる理想の部分だけをピックアップしてきましたが、独立への道は華々しいことばかりではありません。

収入の不安定さや将来への漠然とした不安、常に一人で計画と実行を繰り返し続けることによる孤独感。

それでも、孤独感や不安とひたすら冷静に向き合うことで得られる「主体性」は、会社員時代には実現不可能だった大きな財産です。

これまでは、会社のため周りの仲間のために身を削って働いてきた成果に見合うほどの利益を私たちは受け取れてなかったかもしれません。

これからの人生は、すべて自分のため、大きな成果はもちろんのこと、失敗や挫折もすべて自分に返ってくることになります。

少々の失敗や犠牲を払ってでも、その中に「これだけは取り戻したい」といった自分だけの目標や勝利を強く望む気持ちがあれば、それは試練を乗り越え前進し続ける力となるでしょう。

そして、私と同じ世代の方、または同じ世代に近づきつつある方たちなら、石橋をたたいて渡ることの大切さと、その叩き方のテクニックはすでに備わっていると思います。

これらに似たテクニックを状況に応じて改善していく創意工夫さえ楽しむことが出来る人なら、きっと良い将来を迎えることができるでしょう。

この記事を読んでいるあなたが、今すぐ脱サラを選ぶ必要はありません。

けれど、ほんの10%、20%でもいい。「今の暮らしに、自分の時間を取り戻す」という感覚を持ってみてはどうでしょう。

週末の過ごし方を見直すだけでも、少し早く起きて本を読むだけでも、それは立派な自分時間の再構築。

かつての自分がそうだったように、今、この文章を読みながら少しでも心が動いたあなたへ。

その気持ちが未来の何かを変えるはずです。

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