いよいよ年度末、新しい扉を開く瞬間!大人でも「やりたいこと」を貫く自分に誇りを持つ

独立マインドの磨き方

「会社を辞めたい」から、辞めることを決断し迎えた年度末のことを話します。

心のどこかで何度もつぶやいてきたこの言葉を、いま現実の行動に移そうとしている自分がいる。

今日3月9日は「サンキューの日」なんだとか。そんな日に車で聞いていたFMラジオから流れてきたのは、某音楽グループの「3月9日」という曲だった。

この曲はもともと卒業ではなく、友人の結婚を祝う歌らしい。でも、いまの自分にはまさに「卒業」という言葉の方がしっくりくる。

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50代で会社員という「安定」から卒業する決意

私は、今年の3月で27年間勤めた会社を退職することに決めました。

定年までまだ数年を残している50代の会社員ですが、心の奥ではずっとこのまま定年まで働き続けることに疑問を抱えていました。

特にここ数年は、仕事がどんどん忙しくなり、心も体も疲れきっていました。上司や周囲との人間関係が決して悪いわけではありませんが、心から信頼を寄せられる場所ではなかったのです。

そんな中で、唯一の救いがプライベートの時間でした。趣味や家族との時間を過ごすことで、自分を取り戻していたように思います。

そのうち、自分の人生を「誰かに雇われて過ごす時間」ではなく「自分の意思でコントロールする時間」に変えたいと、強く感じるようになりました。

「会社を辞めたい」という気持ちは逃げではなく挑戦です

今の会社を辞める決断は、簡単なことではありませんでした。27年間も勤めた職場を離れる不安は、正直なところ今も完全には消えません。

定年まで我慢すれば、毎月安定した給料を受け取り続けられます。退職金や老後の年金も、ある程度は確保できるでしょう。

しかし、心の奥でずっと問い続けてきました。「このまま残り数年を消耗しながら過ごして、本当に後悔しないのだろうか」と。

それに、定年後に自分が自由に使える時間がどれだけ残されているのかもわかりません。

人生の残り時間を考えたとき、私がいちばん欲しいものは「自由な時間」だと気づきました。

私が脱サラを決意した本当の理由

脱サラを考えた理由は、一つだけではありません。

  • 自分で稼いでみたいという好奇心
  • 誰かに指示されずに生きていきたいという願望
  • 定年後では遅すぎるという焦り

もちろん、お金に対する不安は尽きません。サラリーマンを続けていれば安定した収入が保証されます。

それでも、私が脱サラを決意したのは、お金以上に「自分の人生を自分で決めたい」という気持ちが強かったからです。

「お金よりも時間」。頭では分かっていても、それを実行に移すのは簡単なことではありません。それでも私はもう決めました。

退職を目前に控えた今の心境

いまの気持ちは、とにかく「早く自由になりたい」という一言に尽きます。

もちろん、独立後の生活は決して楽ではないと思います。世間で言われるような「脱サラ=自由気ままな生活」というイメージほど甘い世界ではないでしょう。

それでも、自分が選び、自分が納得できるタスクにだけ時間を使う生き方に、強い魅力を感じています。

きっと想定外のことも次々と起こるはずです。しかし、それすらも自分で決断し自分で責任を負う人生のほうが、サラリーマン時代よりもずっと納得がいくような気がしています。

新しい扉を開く瞬間

「自分はサラリーマンを辞めた」と胸を張って言える日がもうすぐやってきます。

自由になったその先で、自分がどんな景色を見るのか、どんな人と出会うのかはまだ想像もつきません。

不安も確かにあります。しかし、それ以上にワクワクする気持ちがあります。

この「脱サラ」という選択が、同じように悩んでいる誰かの背中をそっと押せたらと思いながら、この文章を書いています。

新しい自分、そして自由な時間に向けて。あと少しです。

会社員からのフェードアウト

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