自己啓発書には人生を変えるヒントが詰まっていますが、活字版は厚みがあり、時間も集中力も必要です。「忙しくて読む暇がない」「本を開いても眠くなってしまう」という人も少なくないのではないでしょうか。
そんな人にとって、著名本を漫画化した「自己啓発コミック」は強い味方です。物語やキャラクターを通じて内容がスッと頭に入り短時間でポイントを理解できます。
自己啓発コミックが注目される理由
自己啓発コミックは、もともと「難しい理論を分かりやすく伝える」目的で作られました。活字だけではイメージしにくい概念も漫画でストーリー化されると直感的に理解できます。
- 文字情報+ビジュアルで記憶に残る
- 実例がキャラクターの行動として描かれる
- 短時間で読了でき、繰り返し読みやすい
特に忙しい社会人や、日頃から本を読む習慣がない人にとって漫画版は「最初の一歩」を踏み出しやすい形式です。
私は大人だし、「漫画なんか買って読むのは恥ずかしい」といった思いもあるかもしれませんが、人生の修羅場を潜り抜けてきたベテラン社会人なら、その漫画なんか恥ずかしいという感情が自分の時間を大量に消費することになるかもと簡単に気づけるのではないでしょうか。
忙しいベテラン社会人こそ活用すべき、漫画化ビジネス書の力
経験豊富なビジネスパーソンほど、日々の業務や家庭の事情で自由に使える時間は限られています。
活字版の自己啓発書は有益ですが読み終えるまでに時間がかかるため、せっかくの知識も頭の中で薄れてしまうことがあります。
漫画化ビジネス書は、活字版の抽象的な理論をストーリー化し人物や場面描写を通じて理解を促します。
さらに図解や吹き出しでの補足が加わることで、重要ポイントが自然に視覚化され定着率も高まります。
たとえば「自己啓発書の名言」を単に読むだけでは一過性の刺激で終わりますが、漫画で登場人物がその言葉を実践し成果を上げる様子を描かれると「自分もやってみよう」という具体的な行動意欲につながります。
『まんがでわかる7つの習慣』とは
世界的ベストセラーであるスティーブンコヴィー氏の著書『7つの習慣』は、人間関係や自己管理の原則を体系的にまとめた名著です。しかし原著は内容が濃く初めて読む人には難解な部分も多いのが事実です。
漫画版『まんがでわかる7つの習慣』では、オリジナルキャラクターの成長物語に「7つの習慣」を組み込み、物語を追う中で自然と内容が理解できる構成になっています。
ビジネスだけでなく日常生活にも応用しやすく幅広い層から支持されています。
漫画版の最大の強みは「感情移入できる物語」です。たとえば『まんがでわかる7つの習慣』では、「主体的である」という第1の習慣を、仕事でミスをした主人公が責任を他人に押し付ける場面から描き始めます。
その後、行動の選択は自分にあることを悟り自ら改善策を講じて信頼を回復するというストーリーで展開。
活字だけでは「主体的であれ」という言葉が抽象的に響くだけですが、ストーリーで読むと具体的な行動と感情が伴い、理解が深まります。
漫画で学んだ内容を行動に移すコツ
漫画版を読んだあとは、感情が高ぶっているうちに行動に移すのがポイントです。私が実践している方法は以下の通りです。
- 印象に残った場面に出てくるキーワードをメモに取る
- 現代での実現可能性や自分の環境に見合った「今すぐできること」を1〜2個選ぶ
- 自分なりの言葉にまとめて毎日視界に入れる工夫をする
この方法なら、漫画版の「理解しやすさ」と、実践への「つなぎやすさ」が両立できます。
他にもある!学びやすい自己啓発コミックの例
自己啓発コミックは数多く出版されていますが、私が特におすすめしたいのは別ページでも取り上げているベストセラー本の漫画化版『まんがでわかる非常識な成功法則』です。
原著『非常識な成功法則』(神田昌典)は、成功に必要な発想や行動原則を「常識の逆を行く」という切り口でまとめた一冊です。
活字版では抽象的な概念や著者の体験談が中心ですが、漫画版ではそれらが登場人物の葛藤や成長物語として描かれています。
たとえば、原著にある「やりたくないことを明確にする」という章では、漫画版の主人公が、日々の仕事で感じるストレスや不満を書き出すシーンが登場します。
読者はその場面を通じて、単なる理論ではなく「こうやって具体的に書けばいいのか」と手順を理解できます。
このように漫画版は読むだけで実践のハードルを下げてくれます。さらにストーリーに感情移入できるため行動へのモチベーションも高まります。
この漫画版の紹介で「7つの習慣」と「非常識な成功法則」の2つを取り上げたのには理由があって、非常識な成功法則の中にある「悪の感情」というキーワードと、7つの習慣に出てくる第1~第3の習慣を総称した「私的成功」が私の中ではリンクして理解できる部分があって面白かったからです。
非常識な成功法則は7つの習慣に比べると、専門書志向ではない柔らかさがあって原作も読み物的に面白い内容ですが、この本を先に読むことで7つの習慣は前半の第1~第3の習慣を先に繰り返し読み込むのがコツかなと理解できました。
もっと言うと第4の習慣以降のページは、自分でもある程度成功を実感できるレベルにまでならないと読んでいて面白くないし、実行段階にも踏み切れない(気分的にその気にならないという意味)かなと感じています。
漫画版から始めて活字版へステップアップ
漫画化された自己啓発書は、読書が苦手な人や忙しい社会人にとって「知識への入り口」として非常に有効です。ストーリーとビジュアルがあることで理解が深まり記憶にも残ります。
まずは漫画版で概要やイメージをつかみ、その後に活字版を読むと、すでに全体像が頭に入っているため理解度が一気に高まります。『まんがでわかる非常識な成功法則』のような作品を活用すれば、実践までのスピードも格段に速くなるでしょう。
「本を読んでもなかなか変われない」と感じている人こそ、自己啓発コミックという選択肢を取り入れやすくおすすめでもあります。きっと、学びと行動の距離が一気に縮まることでしょう。
今回は、「7つの習慣」と「非常識な成功法則」の2冊を例に紹介しましたが、『まんがでわかるドラッカー』や『まんがでわかる思考は現実化する』も人気です。これらはいずれも原著の要点を押さえつつ、場面描写で理解しやすくなっており活字版へのステップアップにも最適です。
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