「自分の人生はを自分で切り開きたい」
「サラリーマン以外の人生があるなら自分もそちらを選択できるはずだ」
そう感じて脱サラを決意した、または、これから決断しようとしているあなたにとって、大切な資産は「スキル」でも「人脈」でもありません。
それは、「独立マインド」――自分で考え、選び、動くための「思考の土台」です。
このカテゴリーでは、その独立マインドをどう育て、どう磨いていくかに焦点を当てていきます。
脱サラを選択した私たちに「独立マインド」が必要な理由
サラリーマン時代には、上司の指示や会社の方針に従うことで、ある程度正解が用意されていました。
しかし、脱サラ後の世界に正解はありません。
朝起きる時間も、仕事をする内容も、全て自分で決めなければならない。これは「自由」であると同時に、「強烈な責任と不安」を伴うものです。
ここで試されるのが独立マインドなのです。
自分の価値観に従って行動し、自分の失敗から学び、そして自分なりの成果を糧に前へ進む。
これがなければ、どんなにスキルや体力、お金があっても、軸がブレて迷走してしまうのです。
独立マインドを磨くための3つの視点
独立マインドは、生まれ持った才能ではなく「鍛えるもの」です。以下の3つの視点を常日頃から意識することで、少しずつ磨き上げ継続していくことができるでしょう。
1、独自の価値観を大事にする
世間の正解や他人の成功体験ではなく、「自分にとって幸せとは何か?」を常に問い直す習慣を持ちましょう。
自分なりの価値観が定まると選択に迷いがなくなります。同時に他人の仕事や私生活をうらやむこともなくなり私生活を充実させることができるでしょう。
2、自由な環境が未来の選択肢を広げる
私たちは長いサラリーマン生活の中で、無意識のうちに狭いビジョンにしたがってきました。
組織の中で先輩たちの成果を見習い、共通の目標に従いその中でスキルや経験を磨いてきたことでしょう。
ただし、それは狭い枠の中にとどまった社会生活であるのは間違いありません。これから決断をするかもしれない自分、あるいは既に決断してしまった私たちには、狭い枠から解放された無限の選択肢が広がります。
今いる場所こそが自己を実現するための最適な環境であることに再認識しましょう。
3、他人と比較せず、未来の自分を大切にする
独立後は、他人の成果やSNSの情報が気になり心が揺れやすくなります。でも、比べるべきは「過去の他人」ではなく「未来の自分」です。
そうした情報に惑わされることなく、力強く着実に前進し続けること、そのための手段を探し組織力でない大人として自己の改善を繰り返していくことが独立マインドをさらに磨き上げることに繋がることでしょう。
そこにが自分だけの壮大な挑戦を楽しむためのステージということになります。
稼ぎは無くても好きなことをしたい
このサイトでは、大人世代の脱サラや転職を肯定し推奨するものではありません。
決断するのは自分自身です。
会社を辞めるにあたり最終的なカギとなるものの一つに、「稼ぎは無くても好きなことをしたい」という思いがどれだけ強いかよいうのがあります。
当然、稼ぎが全くなければ生活が成り立たないことを何とかする必要がありますが、それも含めて決断する側の人の自己責任です。
人間関係に疲れてしまった、仕事が単調すぎて苦痛だというだけで(本人にとっては深刻だとしても)、脱サラや転職に走ることは考え直すべきなのは、社会経験が長い人なら当たり前の知識として自覚されていることでしょう。
そんな思いとは比較にならないほど、自分の好きな仕事がしたいという思いが最高潮に達したとき、綿密に計画を練り、成功が完璧に思い描けた果てにあるのが大人世代の脱サラです。
そんな過程を経てありつけた楽しい仕事は、本当に稼ぎが少なかろうとその人にとっては成功と言えるのではないでしょうか。
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